1度買えれば庶民でも乗り続けられる! 普通のクルマとは違う「スーパーカー」の価値と乗り方

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この記事をまとめると

■スーパーカーを購入する人たちは車両価格の全額を持ち出しているわけではない■スーパーカーの3年後の残存価値はメーカによっては70%もある■首尾よく売却すればフツーのクルマと変わらないコストでスーパーカーに乗れる

スーパーカーの購入と売却にまつわる驚愕のカラクリ

 数千万円もするスーパーカーや高級車が、まるで景気と関係ないかのごとくポンポンとコンスタントに売れているのは、「富裕層がそれだけ多いから」というのは正解なようで一部誤解でもある。スーパーカー1台を買うのに資金がいるのは確実だが、何もオーナーたちは車両価格と諸経費の全額をもち出して購入している訳ではない。 法人や事業主が社用車を「経費で落としたがる」のは知られた話だが、新車の耐用年数は税法の上では6年、経費としては毎年ざっと車両価格の6分の1づつしか計上できない。だから丸ごと購入より月々の経費として算入しやすい残価設定ローン、つまりリースで買う方が確定申告で有利になることが多い。とはいえ数百万円クラスの国産車や並の輸入車の残価設定ローンとスーパーカーのそれは、ファインナンス上の仕組みは同じでも購入から売却までの様相はかなり異なる。 そもそもスーパーカーの場合、客もディーラーも、ハンコを押して納車を待つのではない。量販車とちがって工場の生産枠が限られるため、車両価格の何分の1か、大体500万円~の額を前金として差し入れて、初めて現地工場に生産の申し込みが入れられる。生産枠からしてオーダーして待つのだ。それから半年か1年、人気車種なら数年が経過してようやく、自分の枠がまわってきて、初めてディーラーから「じゃあコンフィギュレーターで仕様をつくりましょうか」と連絡が入る。 無論、転売ヤーとか、せっかちな客もいなくはない。だが「現金で払うから即納車が絶対条件」で、ディーラー在庫の白ボディ×革内装フルオプション的な無難仕様を嬉々として手に入れたはいいが、数年後に下取り価格が安いと怒ってクレーマーと化すような客筋とは、時間とお金の流れ方がもとより違っているのだ。

オーダーする権利を途切れさせないよう購入予約を入れておく

 じゃあ、なぜスーパーカー顧客は待てるのか? それはスーパーカーの魅力自体はもちろん、資金効率がいいからだ。スーパーカーの世界ではフェラーリでもランボルギーニでも、3年後の残存価値は新車時の約70%あるといわれる。 実際には資産価値が目減りする前に、数カ月や早ければ数週間で次のスーパーカーに乗り換える人も多い。首尾よく売却して次のモデルに乗り換えればほとんど損はないか、フツーのクルマを購入所有していたのと変わらないコストでスーパーカーに乗れる。しかも月々のリース代は経費として計上し続けられる。 だからスーパーカーは一度新車で乗ったら経費としては明朗会計、元本が一定の預託金のようなもので、次々と乗り換えるほどに資金効率的には安定している。開業医やフランチャイズの飲食店オーナー、医療法人や学校法人の幹部といった資本を回すのが仕事という人々には造作ないオペレーションなのだろう。必ずやオプションで飛び石を避けるノーズやボンネットの透明カッティングシートが用意されているのも、下取り時に瑕疵となるリスクを減らすため。 しかも大体、乗り換える頃にはさらにエボった過激モデルとか限定モデルが登場しているものなので、そこで乗り換えておけばその先の売却益すら望める。だから、「次にもっといいの出るならオレんとこに枠カモーン」的な上顧客争いも生まれる。 売却してトントン以上でも、手元がまたゼロに戻ったらオーダー待ちからやり直しなので、売却と次の納車の間に認定中古車を挟むのもよくあるパターンだ。距離を伸ばせないとか雨の日は乗れないとか、せいぜい高速道路の合流で一瞬のフル加速を試みるぐらいしかスーパーな瞬間は訪れないかもしれないが。 いずれにしても納車された瞬間に下取り半額……などとされる並か並以下のクルマと、スーパーカーとの間には、資金効率面で隔絶のギャップが横たわっているのだ。 だがフツーの人でも後者に手が届きそうといえる理由は、リースには審査が要るがため。要はお金もちであるより、お金を動かせるだけの信用とその動かし方を知っていることが肝心、という話だ。

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