非日常感の興奮が一転して地獄に! オープンカーデートは「女性」には結構過酷な環境だった

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この記事をまとめると

■オープンカーでドライブデートに行く時の注意点を紹介■屋根が開きっぱなしだとメリットよりデメリットが多い場合も■閉じたり開いたり、場所によって使い分けるのがベスト!

特別なドライブも一歩間違えれば最悪な1日に……

 ツウな人たちの間では、「冬こそがオープンカーに最高の季節」などと言われています。え? 寒いでしょ! と思うかもしれませんが、最近のオープンカーにはシートヒーターや首もとを温めてくれるネックヒーターがあったり、風の巻き込みも最小限に抑えていたりするので、ポカポカとした小春日和の時なんかはそれほど寒さを感じず、一年で最も澄んだ空気のおかげで美しい景色を楽しめるのが冬のオープンカードライブだと言います。 そんな多くのオープンカー男子の夢といえば、助手席にとびっきりの美女を乗せて走ることですよね。昔からハリウッド映画などでも、オープンカーには美女がつきものというイメージができあがっていると思います。 ただし! じつのところ、女子の本音はけっこうオープンカーに対してシビアです。ドライブに誘ってよろこんでくれているように見えても、陰でかなり頑張っていろんな苦痛から耐えていることもしばしば。それくらい、女子にとってはオープンカーでドライブする時には大変なことばかりなので、今回はそれらを紹介したいと思います。

1)日焼け対策

 1つ目は、日焼け対策。最近のクルマはフロントガラスやドアガラスにUVカット&IRカット機能がついていて、中には99%の紫外線をカットしてくれるものもあり、それほど対策をしなくても乗車中に日焼けをする心配がなくなりました。 ところがオープンカーになると、紫外線を遮ってくれるものがなくなりますから、冬とはいえ、肌が出ているところには日焼け止めをガッツリと塗ったり、UVカット効果のあるカーディガンや帽子などを用意したりと、なかなかに気を遣います。デートだから本来なら彼の喜ぶ洋服のコーディネートにしたいのに、日焼けするのはイヤ。ということで、不本意なコーディネートになってしまったり、ちょっと残念なのがオープンカーなのです。

2)風

 2つ目は、風です。風の巻き込みが少なくなっているとはいえ、やはり高速道路に入ったりすると、車内もそれなりに風量が強くなってきます。とくにロングヘアーの女性は、髪をそのままにしているとヤマタノオロチのように天高く髪が舞い上がってしまい、あっという間にボサボサに。 ゴムで結んでおくか、バレッタなどで止めておくのがいいのでしょうが、冬は首を出すと寒いんですよね。もちろんボブヘアーくらいの女性もボサボサになるのは同じで、ずっと手で頭を押さえていなければならず、ちょっと大変なのです。

良く言えば、楽しいことばかりではないのがオープンカーの醍醐味

3)排ガスなどの大気の汚れ

 3つ目は、顔や髪の毛が汚れたり、喉が痛くなるということ。屋根のあるクルマなら、高性能なエアフィルターが付いていますので、空気中のホコリや花粉、ウイルス、排気ガスやPM2.5のようなものは排除し、きれいな空気を車内届けてくれますが、オープンカーは違います。 それらをほとんど、吸い込んでいるし、顔や髪の毛にも容赦なく当たっているということ。海沿いをドライブすれば、潮風で髪の毛がバリバリになるし、都会を走っていると、ひどい時には鼻の穴が真っ黒! なんてことになってビックリすることも。最悪の場合、鳥フンが落ちてくる可能性だってゼロではありませんから、超お気に入りの服にそんなことがあったら立ち直れないですよね。

4)体温調整が大変

 4つ目は、体温調節が難しいということ。冬にはよく、オープンカーに乗っている状態を「頭寒足熱」と言ったりしますが、昔は足元もとからガンガンにヒーターが出ていて、足だけはかなり熱い状態なのに、腰から上は冷えまくっていたものでした。 今では一部の高級オープンカーには首元を温めてくれるヒーターがあったり、シートヒーターでお尻や太ももは温めてくれたりするものの、やはり上半身や頭だけは寒いという場合が多いです。女性は冷え性が多いので、足もとなど下半身が暖かいのは嬉しいことなのですが、手の指先やほっぺた、お腹が冷えやすいので気を遣うところ。これまた、洋服選びに頭を悩ませそうです。

5)周囲からの視線

 5つ目は、周囲からの視線です。街中で、オープンカーってやけに目立ってしまいますよね。男性としては、美人を乗せているから鼻高々かもしれませんが、女性からするとけっこう針のムシロ状態です。好意的な視線だけでなく、中にはやっかみや嫉妬のこもった視線もあるものなので、心ない言葉を吐き捨てられたりすることもあります。 オープンカーだと通行人のそんな言葉が聞こえてしまうので、人知れず傷ついたりすることも。ただただ楽しくドライブしたいだけなのに、ジロジロと周囲から無遠慮な視線を投げかけられたら、ちょっと辛いですよね。また、オープンカーは座面が低いクルマがほとんどなので、バスやトラックなど座面が高いクルマに乗っている人たちからは、車内が丸見え状態。ミニスカートを履いている女性などは気をつけてほしいものです。 ということで、女性がオープンカードライブを嫌がる理由、わかっていただけたでしょうか。もちろん、本心から喜んでくれる女性もいますが、もし彼女の本心がわからないようなら、街中ではルーフを閉じた状態で走行し、人やクルマの少ない郊外や自然の中に入ったら、オープンにするというように、ちょっと気を遣ってあげるとよいのではないでしょうか。 体温調節ができるブランケットを用意してあげたり、メイク直しや髪型を整える時間のために、お手洗い休憩をこまめに取ってあげたりするのも、よろこばれる配慮だと思います。ぜひ、女性にも快適なオープンドライブを楽しんでくださいね。

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