匠の職人技で仕上げられた漆黒のベントレー! コンチネンタルGTマリナーに「ブラックライン」仕様を追加
この記事をまとめると
■ベントレー・コンチネンタルGTに人気の特別仕様「ブラックライン」を追加設定■「ブラックライン」は輝くクロームパーツ類を全てブラックのパーツに変更した精悍な仕様■ベントレーの匠職人集団「マリナー」によって仕上げられる
クロームパーツをブラックパーツに変更してイメージチェンジ
イギリスには数多くの高級車ブランドがあるが、そのなかでもスポーティさと豪華さをバランスよくあわせ持つブランドとして支持されているのがベントレーだ。中でもコンチネンタルGTは、モータースポーツにも参戦し、200km/hを超える速度でもラグジュアリーを享受できるベントレーのフラッグシップクーペだ。 そんなコンチネンタルGTに、ベントレーの他のモデルにもエクステリアのオプションとして採用されて人気の仕様となっている「マリナーブラックライン」が設定された。 コンチネンタルGTのマリナーブラックラインは、ベントレーの匠職人集団であるマリナーの手によるもので、エクステリアのクロームパーツがブラックのパーツに置き換えられており、クラストップの超高級グランドツアラーであるコンチネンタルGTに、精悍でダークな雰囲気をプラス。 これは、コンチネンタルGTシリーズのブライトウェアをブラックに変更したいという要望に応えたもので、最新のGTマリナーやGTマリナーコンバーチブルとも明らかにエクステリアの趣が異なっている。ブラックラインではベントレーのウィングド「B」バッジ以外のすべてのブライトウェアがブラックに統一され、ラジエターグリルもブラックに、またGTマリナーではサテンシルバーとなるアッパーミラーキャップも黒光りする「ベルーガ」で仕上げられ、黒い塊の中に「Mulliner」のロゴだけが明るく輝く。
超高級ラグジュアリーグランドツアラーの究極形
GTマリナーブラックラインに用意されるホイールは、22インチでリムもブラック塗装、セルフレベリングバッジにはクロームのリングが装備される。さらに、コントラストの効いたポリッシュ仕上げの「ポケット」が印象的なマリナー製ブラックホイールもオプションとして追加設定される予定だ。 インテリアに関しては、基本的にはGTマリナーの豪華なインテリアを引き継ぐ。マリナーが提供するいくつものカラーから好みの色をチョイスすることが可能で、豊富なレザーとステッチをベースに、ベントレーおすすめの3色コンビネーションも8種類用意されている。 また、インテリアには「マリナードライビングスペシフィケーション」を標準設定。シートとドアとリヤクォーターパネルはベントレー独自の「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」キルトで彩られており、コントラストの効いたステッチがダイヤモンド模様を美しく引き立てる。キャビン全体に施されたステッチは約40万針にも及び、それがひとつのダイヤモンド模様の中心に向かって正確無比に整列されている様は圧巻で、まさにマリナーの職人だからこそなせる匠の技だ。 エンジンはベントレーを象徴する6リッターW12ツインターボと4リッターV8を用意。W12は635馬力、V8は550馬力と、どちらを選んでも最高峰のグランドツアラーに相応しいパフォーマンスを堪能できる。 今回コンチネンタルGTに追加されたブラックラインは、超高級車ブランドであるベントレーが提案する現代の世界最高峰ラグジュアリースポーツクーペの形であり、クルマにこだわりを持つカスタマーに向けて思い通りのクルマを仕立てるためのソリューションを提供できることの証となっている。手に入れることができる人がうらやましい限りだ。