お金がないからじゃなくて「これしかない」から乗り続けている! 「新型が出ててもキレイな旧型多いよね」なクルマ3選

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この記事をまとめると

■「ワンオーナー車」として愛され続けている率の高いクルマを紹介■乗り換えるにも代わりのクルマがないという場合も多い■当時の販売価格が高額だったクルマは長年愛用する人が多い傾向にある

これに代わる存在がない故に愛用しているのだ

 クルマの長寿命化が顕著になってきた現在では、10年10万キロはただの通過点に過ぎず、まだまだ現役バリバリで走っているクルマも珍しくなくなってきている。 しかし、そこからさらに10年以上遡った1990年代のクルマとなると、スポーツカーや輸入車のような趣味性の高いクルマ以外は途端に街中で見かける機会が少なくなってしまうのだが、そんな中でも街中で目にするケースが珍しくない、長く所有している人が多い印象のあるクルマを独断と偏見でピックアップしてみた。

1)トヨタ・クラウン

 トヨタ車はおしなべて丈夫で長寿命というイメージがあるが、中でも街中で見かけるケースが多いのがクラウンではないだろうか? 90年代に登場したクラウンというと95年デビューの150系と99年デビューの170系が該当するが、どちらも大切に乗られていそうな個体を見かけることがある。 これは、やはり“高級車”であるがために、購入したユーザーが大切に乗っていると思われ、実際に運転しているドライバーをチェックすると年輩のオーナーが多いように見受けられるのだ。 こういった車種は型落ちになるとフルエアロやローダウン、大径アルミでドレスアップして若いユーザーが乗るケースが多いが、そういったドレスアップ車が姿を消していく中で、フルノーマルで乗られるクラウンを見るとホッとしてしまうのは筆者だけではないハズ。

唯一無二の存在は長年愛用されやすい

2)三菱パジェロミニ

 1994年にデビューしたパジェロミニは、その名の通りパジェロのミニ版、つまり軽自動車版として登場したモデル。当然ながら軽自動車サイズに収めながらも当時のパジェロ(2代目)をそのまま縮小したようなデザインとなっており、一気に人気車種となった。 それから20年以上が経過した現在、ライバル車だったジムニーはマニアがカスタマイズして遊ぶベースとして活躍している一方で、パジェロミニはフルノーマルの状態で生き長らえている個体が多い印象だ。 そんなパジェロミニ最大の特徴は、なんといってもそのエンジンだろう。多くの軽自動車が3気筒エンジンを採用しているところ、パジェロミニは一貫して4気筒エンジンを搭載していたのである。低速トルクこそ3気筒に分があったが、普通車のようにスムースに回る4気筒エンジンを搭載していることこそ、長く愛用される理由なのかもしれない。

3)ホンダ・ステップワゴン

 新型公開されたステップワゴンだが、現在のミニバンの主流となっているスペース効率に優れたFFレイアウトかつ、スライドドアを持ったスタイルを初めて採り入れたモデルこそ、1996年に登場した初代ステップワゴンだったのだ。 5ナンバーサイズながらFFレイアウトとしたことで広大なスペースを実現した車内に8人分の座席を配した(一部グレードは5人乗り)ステップワゴンは瞬く間に大人気車種となり、多くのフォロワーを生むことになった。それまで多人数乗車が可能な車両は商用車派生の“ワンボックスカー”が主流だったところ、乗用モデルのみとしたところもヒットした一因だったのだろう。 そんなステップワゴン、その使い勝手の良さからか未だに愛用されているケースも珍しくない。すでに当時の子どもたちも成長して独り立ちしている年数が経過しているが、運転しやすい5ナンバーサイズであることや、助手席側にしかスライドドアを持たないことで、ボディ剛性の極端な低下が防がれているのか、そのまま愛用し続けているオーナーが多いように見受けられるのである。

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