クルマのブレーキを踏んだら「キー!」と不快な音が出るように! 誰にでも起こりうる「鳴き」の理由と対策とは

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この記事をまとめると

■ブレーキペダルを踏むと「キー」という音が出ることがある■ブレーキパッドとローターの当たりが悪いなど、いくつかの原因が考えられる■それぞれの対策方法について解説する

ケミカルやグリースで解決することも

 運転していて不快なのがブレーキの鳴き。ペダルを踏むとキーと音がするというのが代表的な症状。ただ、鳴くクルマと鳴かないクルマがあったりと、すべてのクルマに出るというわけではない。 まずなぜ鳴くかというと、ブレーキパッドとローターの当たりが悪いから。密着具合がよくなく、振動が出るというのが原因で、最近では素材はよくなっているため、社外品を使用したときに鳴くことが多い。 いずれにしても対策としては当たりを適正にしてやることが重要だ。そのためにはローターを点検して、摩耗によってレコードラインと呼ばれる大きな溝ができていないか。また、表面が熱によってうねっていないかを確認する。研磨で修正はできるが、費用もけっこうかかるので、厚みが限界を超えていた場合も含めて新品に交換したほうが手っ取り早い。 パッド側の対策としては角を面取りすると当たりがなだらかになっていいとされるが、その分が減ってしまえばまた直角に当たるようになるので、初期馴染み対策としては効果があるものの、鳴き対策としてはあまり効果がないように思う。 一番簡単にできて効果があるのは、パッドの裏に専用の鳴き止めケミカルやグリースを塗ること。バッドを押しているピストンとバッドの間が振動するのも鳴く原因のひとつなので、なにかしら塗ってやることでクッションとなって振動を抑えることができるというわけだ。

パッドが限界に近づいている場合もキーキーという音がする

 以上が一般的なメンテとしての鳴き止め方法なのだが、根本的に別の原因で起こっていることもある。まずよくあるのが、パッドが摩耗限界に近づいている場合。輸入車の場合はバッドにセンサーが埋められていて減ってくると警告灯が付くようになっているが、日本車の場合はパッドの横に金属の出っ張りを付けて、減るとそれがローターに当たるようになっている。 キーキーとかなり大きな音がするので、クルマに詳しくない人でも我慢できずにプロのところに持っていくだろうという考え方に基づいている。 そのほか、ペダルを踏んでいない状態で、回転に合わせてヒューと小さく鳴く場合はバッドの戻りが悪いことが考えられる。ペダルを踏むとキャリパー内のピストンがパッドを押してローターを挟むが、元に戻すのは自然の力のみで、スプリングなどは使用していない。そのため、キャリパーのメンテを怠っているとピストンの動きが渋くなって戻りが悪くなるため、パッドとローターがわずかに当たってヒューという音がする。 厳密に言うと回転抵抗になっているので、燃費に悪影響を及ぼすこともある。最近では強制的に戻す仕組みになっているクルマもあるが、それはごく少数。音が気になるほど出る場合はオーバーホールも含めたメンテが必要となってくる。 摩耗以外では鳴きが発生してもすぐに深刻な事態にはならないが、不快だったりするので、ディーラーや修理工場など、プロにしっかりと点検してもらうようにしたい。

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