冬しか履かないから「安けりゃなんでもいい」は間違い! スタッドレス用ホイールは「塗装」にこだわるのが正解だった

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この記事をまとめると

■冬タイヤ用ホイールには錆びやすいスチールホイールは向いていない■かつては冬タイヤ用ホイールは平凡なデザインが多かったが現在はカラーもデザインも多彩■冬タイヤ用ホイールの選び方のキモは塗装膜の厚さにあった

冬タイヤにアルミホイールをセットアップするのにはワケがある

 そろそろ冬タイヤからサマータイヤに履き替えるタイミングを探っている人も多いかもしれない。とくにタイヤを交換するのではなく、サマータイヤと冬タイヤをそれぞれホイールにはめているのであれば、時間をみつけてDIYで交換しているというユーザーも多いだろう。 そうした場合、純正ホイールにスタッドレスを履かせて、サマータイヤはインチアップなどのカスタマイズを楽しんでいるというケースもあれば、逆にサマータイヤは純正ホイールのままにしておいて、冬タイヤ用のホイールを用意するというケースもあるだろう。 そうした冬タイヤ用ホイールの定番といえるのが、比較的廉価なアルミホイールだ。 スチールホイールではなく、アルミホイールを選ぶ傾向が強いのには理由がある。日本の冬季、降雪地域の道路には融雪剤(塩化ナトリウムや塩化カルシウム、塩化マグネシウムが主成分)を撒くことが多いが、これは雪を溶かすのと同時にスチール部品を錆びさせてしまいがちだ。 そうなるとスチールホイールよりも耐食性において優れたアルミホイールを選ぶというのは合理的な判断となる。けっしてドレスアップのためだけにアルミホイールを組み合わせているわけではない。

冬タイヤ用ホイールだからこそ錆に強い塗装がされたものを!

 とはいえ、冬タイヤとセットで販売されているアルミホイールは廉価なモデルが多い印象もある。ディスク面の意匠は平凡で、単調なシルバー1色というのが冬タイヤ用アルミホイールのイメージという人も多いかもしれない。 もちろんドライバーの懐具合を考えれば、買ってもらえるような価格帯でタイヤ&ホイールセットを用意する必要があり、廉価なホイールが用意されるケースが多いのも当然だが、だからといって冬季に使うアルミホイールはシルバーが最適という意味ではない。 むしろ融雪剤への対応を考えると、しっかりした塗装を施されたホイールを選びたい。その場合、けっしてシルバーが最適というわけではないのだ。むしろ、重要なのは塗装色ではなく、塗装膜の厚さといえる。 アルミ地を活かしたポリッシュ仕上げであっても、十分なクリア塗装が施されていれば、冬に使うホイールとして十分な耐久性を実現できる。冬タイヤ用ホイールだからといってデザインに妥協する必要はないのが、2020年代の常識となっている。 冬タイヤと組み合わせるホイールだからこそ廉価なものではなく、しっかりと錆に強い塗装を施されたタイプを選ぶべきだ。さらにいえば融雪剤がすき間に溜まってしまわないようなスポーク形状や、水で洗い流しやすいディスク面のホイールを選ぶといいだろう。

  • いまどきは塗装膜の厚さで選ぶのが正解だった
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  • いまどきは塗装膜の厚さで選ぶのが正解だった
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