こんばんは、ムロマチと申します。
fumi303さまもおっしゃっているように、ブレーキは命を預けるパーツですので、惜しまず整備をしてあげて下さいね。
まず金額ですが、No1の解答者さまがおっしゃっている通り、妥当な値段だと思います。
ただ気になるのは、この整備が本当に妥当な時期なのか、という事です。
早め早めの整備に越した事はないですが、無駄に早める事はないですよね。
1.パッド。
これは完全に消耗品ですので、パッドの残量が目視で2,3mmあたりになれば要交換です。
2.キャリパー及びピストン、シール類
キャリパーはパッドを固定、保持しているパーツです。
制動力を得る為にパッドをローターへ押付けているのはピストンで、
このピストンの中に異物が入らない様に覆っているのがシール類です。
よくあるトラブルが、ピストンの固着。
ブレーキは高熱にさらされるパーツですので、
錆などでピストンが凝り固まってしまうと、パッドを押し出せずブレーキが効かなくなってしまいます。
その為の分解清掃って訳ですが、時期としては車検毎と言うより、
パッド交換の時にピストンの戻りが良好かをまず見てもらい、問題なさそうなら次回に回す、と言う判断も出来ます。
ピストンとシールキットは1セットで\3000前後だと思いますが、
分解清掃の工賃と、ピストン及びシールキット交換の工賃は大差ない筈です。
どうせなら、新品交換の方がその後も安心して乗れますしね。
補足ですが、ブレーキフルードは、1年に1回の交換をオススメします。
ブレーキフルードは吸湿性が高い液体なんですが、その水分がどうしてもピストン周辺の錆にも影響して来ます。
これだけでも、ブレーキ系統の長寿命化に繋がります。