(1)まず147アリストに取付けられている純正デッキのサイズが、縦50mm、横180mmの長方形の1DINサイズが2段になっているかどうかと、スピーカの数が全部で6個か7個であることを確認してください。
この2つの条件を満たしていることが最低条件です。満たしていない場合はスーパーライブサウンドシステムが構築されていますのでかなり厄介になってきます。
(2)次に取付ける2DINサイズのオーディオのサイズが縦100mm、横180mmであるかを確認してください(奥行は心配しなくて大丈夫だと思います)。
また、デッキの表面の型番が、「MCT-D52」などのようにアルファベットと数字の組み合わせであればディーラーオプションなので大丈夫です。「16056」のように5桁の数字だけの場合はメーカーオプションのライブサウンド用の可能性もありますので取付できないこともあります。もう既に外してあるのならば、デッキの背面を見て10ピンと6ピンのオスコネクタがあれば大丈夫です(他にもコネクタはありますが接続するのは10Pと6Pだけです)。
(1)と(2)のふたつとも満たしているのであれば、無加工で取付けることができます。部品の購入も必要ありません。アリストの純正デッキに接続されていた10Pと6Pのコネクタを新しいデッキに接続するだけでOKです。ただ、金具にネジ穴を開けなおす程度の加工は必要になるかもしれません。また、7スピーカ車の場合1個だけ鳴らなくなるスピーカがあるかもしれません。
ワイドタイプというのはトヨタ独自の規格で、正確にはワイド2DINサイズと言います(これも正確じゃないかも)。通常の2DINサイズは縦100mm、横180mmですが、ワイド2DINは縦100mm、横200mmとなっています。表面のフェイスだけが大きくなっているだけで隠れている部分の横幅は以前と同じ180mmです。ヴィッツ以降のクルマは基本的にワイドサイズになっています。
kota2000さんがお取付になるデッキがワイドサイズの場合はアリストのインパネの切削作業が必要となりますのでかなり厄介ですね。