
BMWの1シリーズは、コンパクトなサイズで、外車初心者にもおすすめな価格も低めのエントリーモデルである。もともとはBMWのスタンダードな主力モデル、3シリーズのコンパクトが廃止されたことによりその後継としてデビューした。日本では2004年の9月に販売が開始された。全モデルを通してラグジュアリーカーとしての特性を数多く備えているが、特に走行性能・なめらかな乗り心地という意味では秀逸であり、全世界通じて「駆けぬける歓び」というBMWシリーズのテーマを体現している。ドイツ車ながら、 日本仕様のものは全てのモデルで右ハンドルに変更されているのもうれしいところだ。初代・2代目を通じてフラットタイヤが標準装備として採用されており、乗り心地の良さに貢献している。1シリーズ2代目、2011年発売の現行モデルでは、ECO PROモードに切り替えをするとシフトタイミングやエンジンのレスポンスを最適化し、エアコンも制御、低燃費走行を実現するよう調節されるようになっている。またさらに、低燃費走行を行うために役立つ情報や、通常のモードと比べてどれだけ走行距離を伸ばすことができたかがメーターパネル上に表示されるようになっている。