
コペンは、ダイハツ工業が2002年より製造・販売している軽自動車の2人乗りオープンカーである。軽自動車初の電動式アクティブトップを採用していて、約20秒で開閉できる。トランスミッションは4速ATと5速MT。高技術者が最終調整を手作業で行う製造過程も特徴である。初代コペンは、ボディやテールランプなどが丸みを帯びたデザインをしていて、かわいらしい印象。2010年にマイナーチェンジがされ、シートヒーターやイモビライザー、プロジェクター式ディスチャージヘッドランプなどが標準装備された。2014年にフルモデルチェンジされた2代目コペンは、車体を切れ目のない構造にし、剛性や走行性を向上させることに成功した。また、この構造により、一部ボディが樹脂化できるようになり、好きなボディ外板への着せ替えができるようになった。また、CVT車にはアイドリングストップシステムが採用され、「平成27年度燃費基準+20%」を達成している。また、「平成27年度燃費基準」をMT車が達成している。他社のライバル車にはマツダのロードスターやスズキのカプチーノがあげられる。中古車市場では初代モデルが中心に掲載されている。