
1980年よりダイハツが製造・販売するミラ(Mira)は、2ボックスハッチバック型軽自動車である。ムーヴやハイゼットなどと並ぶダイハツの人気車種で、ミラクオーレなどの多くの派生車も発売されている。現行ミラ(Mira)は2006年末にフルモデルチェンジして発売された7代目である。当時エッセ用に開発されたNAエンジン、ソニカ用に開発されたCVTを導入し、更にムーブ用に開発されたシャシーを採用するなど、当時の新開発機構を全て搭載した、ダイハツの集大成とも言える車として発表された。「2007-2008日本カー・オブ・ザ・イヤー」では、ダイハツ初の特別賞「Best Value」を受賞している。クラスNo.1の室内の幅と長さを誇り、使い勝手が良くリラックスできる空間が特徴である。また、デザイン面では、トールワゴンであるムーブより低重心な形をしていて、可愛らしさを目立たせた。アイドリングストップシステムや無段変速機により燃費もよく、車体の小回りも利くため、街中での運転にも使いやすい。ミラ(Mira)の中古車は数多く掲載されているが、掲載数の多いものは2006年以降に発売されている7代目である。スズキのアルトとも比較・検討されることが多い。