
2006年、広いスペースと燃費の良さが特徴のハイルーフボディの軽自動車「ステラ」が登場した。女性などをターゲットに、ベビーカーのスペースやチャイルドシートへの乗せやすさなど、後部座席を効率よく使えるように工夫されている点が特徴である。2011年、2代目からは、ダイハツのOEM車となり、一部のグレードにはアイドリングストップが搭載される。2014年には3代目のフルモデルチェンジが行われ、外見もより洗練されたほか、機能もアップグレードした。燃費も初代より約10km/L良くなり、最高30km/Lを記録する。さらに、前方車との衝突回避のための緊急ブレーキや急発進の抑制、警報などの機能がついたスマートアシストを搭載した車種も各グレードで選択できるようになった。検知のためのセンサーとして、前方のレーザーレーダーだけではなく、後部にも後方誤発進抑制制御機能のソナーレーダーが取り付けられる。この機能は、軽自動車初の搭載となっており、後方への発進も一層安心なものになった。スバルの特徴的な横開きのリアドアも3代目モデルチェンジを機にハッチバック式に変更されている。中古車市場では、軽自動車として平均的な相場で流通している。