パレット(スズキ) ブラック系 東京都の中古車

パレットは、2008年にダイハツのタントの競合車として販売が開始された。タントは助手席と後部座席の間の柱をなくすことによって、乗車する際の入り口の広さを売りにしていた。それに対し、パレットは当時のトールワゴンタイプの軽自動車としては初めての両側スライドドアをいち早く取り入れ、駐車場など狭い場所での乗り降りの便利さを追求した。室内も高さがあり、ゆとりのある快適な居住空間を実現している。さらに、後部シートと助手席をフルフラットにすると収納スペースの確保が可能になる。また、全車に4輪ABSブレーキを、運転席と助手席にはSRSエアバッグを標準装備しており、安全性も高い。2009年には世界初となる 副変速機付CVTを採用したことで、さらなる低燃費の実現と加速の快適性を高めた。軽自動車としては重量がある分、走りに安定感がある。2013年に、後継車スペーシアの販売開始により生産終了となった。燃費も良く、街乗り用として若年独身層に人気がある。中古車市場においては、価格は60万～80万円台が多く売られており、タントと比較すると台数は少ないものの、比較的安価なものが多くなっている。