
2000年以降、スズキのコンパクトカーとして日本だけならず世界市場にも参戦してきた「スイフト」。初代はスポーティーなコンパクトカーをコンセプトに手頃な価格を魅力とし、フルモデルチェンジを重ねるごとに「軽快・快走」を意味する車名の通り、走行性能にもこだわり続けてきた。2代目スイフトからは全グレードでイモビライザーを標準搭載、デザインも一新し現行のモデルの礎になる。2010年以降の現行モデルではプラットフォームの軽量化と高剛性に成功し、直進安定性、回旋性、居住性の向上にもこだわった。2013年のマイナーチェンジで採用されたデュアルジェットエンジンは「平成27年度燃費基準」をクリア、さらにエネチャージやエコクールなどの搭載で2WD車では約26km/Lの低燃費を実現。またスイフトは各年代で「S-Limited」「RS」「STYLE-DJE」などの特別仕様車も販売している。現行モデルでは特別設定色や2トーンルーフなどもあり、スポーツタイプながら女性にも抵抗のないデザインとして人気を集めた。